2011年12月10日土曜日

【追記あり】Mariusz Kwiecien の初めてのソロアルバムが出ます!

【追記】amazon.co.jpでの予約注文が開始しました。  ←ここから飛びます(2011.12.22追記)

ポーランド出身のバリトン、Mariusz Kwiecien (マリウシュ・クヴィエチェン、マリウス・キーチェン)の初めてのソロアルバムが出ます!


しかも内容がすごい!
Slavic Heroes というタイトルもすごいが、収録曲もすごい。

TCHAIKOVSKY Eugene Onegin, Iolanta, Mazeppa
RACHMANINOV Aleko
SMETANA Certova stena
MONIUSZKO Halka,
Straszny Dwór / The Haunted Manor,
Verbum Nobile / The word of a nobleman
DVORÁK Šelma sedlák / The Cunning Peasant
RIMSKY-KORSAKOV Sadko
BORODIN Knyaz’ Igor’ / Prince Igor
SZYMANOWSKI Król Roger / King Roger

なんでしょう、このレア感。
スラブ圏のバリトン(一部バス)アリア一網打尽ですね。

というか、ソロリサイタルではこういうラインナップを歌ってるらしい。そうだったのか。
個人的にはEugene OneginとKing Rogerが入っていてうれしい。

クヴィエーチェンのファンだけでなく、スラブ圏のオペラ好きな方にも訴える、なかなか渋めでクレバーなアルバム作成だと思います。オケがポーランド放送交響楽団というのも、この場合は逆に本場感があっていい感じではないでしょうか。

発売元のHarmonia Mundiってわたしはあまり聞いたことのないレーベルでしたが、DECCAとかに大々的に作ってもらうよりいいような気もします。

ここで試聴できます
http://ukstore.harmoniamundi.com/slavic-heroes.html

発売は2012年1月9日とのこと。

日本では、いまのところHMVオンラインが予約を受付中です
(さすがHMV、きちんと日本語で解説もついてて感激!)

HMVの「スラブ・オペラのヒーローたち」

【追記】その後、取り扱いが増えました(2011.12.22追記)

Tower Recordsの「スラヴ・オペラのヒーローたち」
amazon.co.jpのSlavic Heroes
amazon.co.jpからSlavic HeroesをMP3でも買えます(2012/1/24発売予定)

これだけモーツァルト&ベルカントバリトンで鳴らしているのだから、ソロアルバム1枚目はGreat Baritone Ariasかと思いきや、そうじゃないのね。
ちなみに、クヴィエーチェンの有名アリアにご興味ある方には、こんなCDもあります



(このタイトルとジャケはさすがにちょっとやっつけすぎやしないか、といつも思う)

若手オペラ歌手5人で録音しているのですが、METの「ドン・パスクワーレ」でも共演したマシュー・ポレンザーニと真珠採りのデュエットを歌っていて、これがとってもいい感じです。
ほかにも「ドン・カルロ」のロドリーゴの死のシーンや、「清教徒」のジョルジョとリッカルドのデュエット、もちろん「ドン・ジョヴァンニ」のお手をどうぞ等、これぞバリトンな曲を歌っているので、ご興味あればぜひどうぞ。
(ジャケから想像できるとおり、)非常にお求めやすい価格となっております。

amazon.co.jpのA Night at the Opera

HMVのA Night at the Opera

試聴はこちらから↓

amazon.comのA Night At The Opera

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